エルムの友 | |
◆ 発生タイミング | エルムに話しかける |
◆ 消失条件 | 異伝四章「魔剣再生」を発生させる。 |
エルム | 人間とは… いったい何なのだろうな …わたしはこれまで、 人間は悪だと考えてきた しかしバノッサやリーズ、 そしてアト様たちは違った… 人間は悪ではない …そう言って外の世界に 飛び出していったんだ わたしの大切な仲間と 同じようにな… |
▼ 選択肢1 | 「大切な仲間?」 「…………」 |
▲ 選択肢1:選択内容 | 「大切な仲間?」選択 |
エルム | …サムラといって、 村の戦士であり英雄だった あいつは誰にも優しく、 そして誰もがあいつのことを 好きだった わたしもその内の一人だ… 何よりも大切な仲間だった …だが、サムラはある日を境に 二度と戻っては来なかった |
ストック | 何があったんだ? |
エルム | 昔のことだ… 村がまだここではなく、 結界で閉ざすこともなかった頃… わたしたちサテュロス族は マナを操る力を持っているが… これに目をつけたヒューゴが、 村に攻め込んできたのだ 村はほぼ壊滅し、 生き残った者は森に隠れ 何とかやり過ごした …この時に立ち上がったのが サムラだ あいつは、二度とこんなことが 起きないようにするため… そして種族をこえて 皆が共に生きる世界を作るため 単身アリステルに向かったのだ …それがわたしの見た、 サムラの最後の姿だった |
ストック | それでは、サムラは… |
エルム | …殺されたか、 あるいは捕らえられたか… だが捕らえられたなら アリステルから 何か言ってくるはずだ それがないということは、 おそらく… |
ストック | ………… |
エルム | すまないな、 昔話につき合わせて… アリステル軍にいたお前なら、 何か知っているかと思ってな… ………… |
▼ 選択肢2 | 「→覚えておく」 「…………」 |
▲ 選択肢2:選択内容 | 「→覚えておく」選択 |
エルム | そうか… サムラのこと、 何か分かったら教えてくれ …話を聞いてくれて、ありがとう |
▲ 選択肢1:選択内容 | 「…………」選択 |
▲ 選択肢2:選択内容 | 「…………」選択 |
エルム | …わたしとしたことが、 しょうもない話をしてしまった すまない…忘れてくれ |
魔剣再生 | |
◆ 発生タイミング | 「古びた魔剣」入手後、エルムに話しかける。 |
◆ 消失条件 | 一度発生させる。 |
(前半部は「エルムの友」と共通) | |
エルム | お前が持ってる、その剣…! |
ストック | …この古びた魔剣のことか? |
エルム | そうだ! もっとよく見せてくれ! やはりそうだ… ボロボロになっているが、 間違いない 魔剣ヒストリカ… サムラの持っていた剣だ… …どこでこれを? そうか… アリステルに… やはりサムラはもう この村に戻ることはないんだな… ………… この剣は、お前にたくそう お前がこれを手にしたのは、 何かの運命なのかもしれない それにお前たちを見ていて、 全ての人間が悪なのではないと わたしにも少し分かった気がする …だから、 この剣はおまえが持つべきだ |
ストック | だが… 既に力は失われてしまった |
エルム | 分かっている …ついて来い |
(結界樹の前に移動) | |
エルム | この剣は古くからこの村に伝わる 魔剣だ… かつて帝国の操魔の力によって 生み出された剣だ… |
ストック | 操魔… グランオルグの呪いのことか? |
エルム | …呪いなどではない この大陸のマナを 安定させるための力だ あいつらがそれを 悪用しているにすぎない |
ストック | ………… |
エルム | 別にお前を責めている わけではない… さぁ、こいつに魔の力を 取り戻してやる 受け取ってくれ… |
(ヒストリカを手に入れた) | |
エルム | 族長から聞いたが、 お前は特別な魂を持つ者らしい お前ならば滅びに立ち向かえる 人々に救いをもたらしてくれる …期待しているぞ |
ガフカの過去 | |
◆ 発生タイミング | 「新たな同盟先」でガフカに話しかける。 |
◆ 消失条件 | 獣印を入手する。 |
ガフカ | …赤いのか… |
ストック | ガフカ… なぜフォルガに行くことを 迷っている? |
ガフカ | …皆から聞いたのか? |
ストック | …ああ |
ガフカ | 理由は色々ある… その一つは、 ワシがフォルガを追放されたこと |
ストック | …そうだったな |
ガフカ | そして… 人間との「みぞ」だ |
ストック | …「みぞ」、か… |
ガフカ | ワシが追放になっていることは ワシ個人の問題だから、 このさいはどうでもいい だが、人間と獣人の間に 広がる「みぞ」… こいつはやっかいな問題だ ブルート族は昔から 人間と交わらぬ生活をしている 何故だか分かるか? …ある時、人間たちが言葉たくみに ブルート族の民を捕まえ ムリやり戦いに駆り立てたのだ だまされたブルート族は、 みな戦場で散っていった… …このような出来事は 一度きりではなく 何度も繰り返された そしてブルート族は 人間を嫌い、憎み、 関わりを断ったのだ |
ストック | そんなことが… |
ガフカ | 我々とて、全ての人間が 悪いなどとは思っていない だからワシのように里の外に出て 人間とふれあおうとする 変わり者もいる だが、それはごくわずか ブルート族のほとんどは 人間を信じることが できなくなっているのだ |
ストック | どうすれば 話を聞いてもらえる? |
ガフカ | 一族のオキテでは、 獣印を手にした人間でないと 関わることを禁じられている |
ストック | 獣印…? |
ガフカ | ブルート族のちかいの儀式に 用いられる道具だ 一族の遺跡にて 試練を受けることで手に入る だが、その遺跡は一族にとって 神聖なものでもある 人間など、近寄ることさえ 許してはもらえぬだろう… |
ストック | それでは… 獣印はどうやっても 手に入らないことになる 何か方法はないのか? |
ガフカ | …一族の高位にある者が 直々に試練を課したのならば、 あるいは… だがそんな都合のいい話、 とてもあるとは思えん |
ストック | ………… |
ガフカ | 話が長くなった… 引き止めてすまぬ |
(画面フラッシュ、白示録と双子登場) | |
ティオ | 彼を説得する鍵は 見つかったね |
ストック | 問題は、どうやって 獣印を手に入れるかだ |
ティオ | こちらの世界で 手に入らないとなると、 やることは一つだろう ただ…ボクの知る限り、 キミはまだ獣印からは かなり遠い場所にいるね |
ストック | …確かに、フォルガには 近寄ってすらいない この問題の解決には 時間がかかるということか |
リプティ | でも心配しないで あなたが正しい歴史を たどっている限り… いつか必ず、 その機会にめぐりあうはず 今まで通り、 自分のやるべきことに 集中してください |
ティオ | それじゃあ、また会おう |
(フィールド移動時) | |
ガフカ | すまぬな赤いの… お前さんらを フォルガに連れてゆけぬ |
獣人の戦士 | |
◆ 発生タイミング | 「ガフカの過去」から継続して発生。 |
◆ 消失条件 | 一度発生させる。 |
ガフカ | 赤いの…まだ何か用があるのか? |
ストック | ああ こんな時だが、ガフカに 聞きたいことがある… 他の種族との他流試合を行い、 フォルガを追放された ブルート族というのはお前なのか? |
ガフカ | いかにも 一人の剣闘士がどのようにしてか、 フォルガまでやってきてな どこで身につけたかは知らぬが、 たくみに気を操る男だった その男は戦士として、 ブルート族最強の戦士を求めた ワシはそれに応じた、 それだけのことだ |
ストック | なら、お前は奴の技を 破れるのだな… 頼む、 その方法を、俺に教えてくれ |
ガフカ | …本来なら拳を交えた 相手のことを口にするなど あってはならないが 赤いの…お前さんはそれを 知っていてなお、 ワシに聞いてくる …それだけの理由があるのだな |
ストック | ああ、戦うものとして 恥ずべき行為であることは 理解している だが、それでもやらなければ ならないことがあるんだ |
ガフカ | …承知した 少々荒っぽくなるが、 覚悟されよ |
(暗転) | |
ガフカ | まずは剣を抜き、構えよ 「気」とはすべてに満ちる 生命の根元のことだ マナは魔動としてみた生命力 「気」は体としてみた生命力だ この二つは似ているようで違う では、自分の身体の動きを 意識しながら 剣を振ってみよ 自分の身体の動きがわかるか? それを感じることが 「気」をつかむことへの第一歩だ |
(暗転) | |
ガフカ | 自分の動きが十分に理解できたら 対は他人の動きを感じるのだ ワシの動きを感じてみよ |
(暗転) | |
ガフカ | …なかなかスジがいいな、赤いの ではこれからお前さんの動きを 「気」で封じる 気の流れがつかめるようになった 今のお前さんならば、 これを受け流すことができるはずだ いくぞ |
ストック | (…きた…俺の身体は ガフカの気でおさえられている…) (これを受け流す…!) |
ガフカ | みごと! さすがだな この少しの期間でよくぞ身につけた |
ストック | これで奴の気を読むことができる ガフカ、礼を言う |
ガフカ | うむ 赤いの、これを受け取れ |
(耐気の印入手) | |
ガフカ | 気の扱い方の本質を覚えた ブルート族が受け取るものだ お前さんにくれてやろう |