失ったもの | |
◆ 発生タイミング | 結界樹前でロッシュと話すイベントの後、継続して発生。 |
◆ 消失条件 | ソニアにコアパーツを渡す |
ソニア | …ごめんなさいストック ロッシュがひどいことを… |
ストック | いや、大丈夫だ ソニアが気にすることじゃない |
ソニア | でも…わたし… あんなロッシュ、はじめてで… |
ストック | ロッシュの奴、かなり まいっているな |
ソニア | それはたぶん… ガントレットが壊れたことも 無関係ではないでしょう |
ストック | ガントレット… あの左腕の機械の義手か あいつ、あの義手については 何もしゃべろうとしないんだが… 過去の傷にふれるようで 俺も聞いたことはなかった 今だから聞くが、 ロッシュとガントレットには どんな秘密があるんだ? |
ソニア | …あなたになら、 話してもいいかもしれませんね もう昔の話になります… 軍人であるわたしの兄の隊に ある新兵が配属されましたが… 彼は戦場でひどい傷を負い 左手を失いました 魔動学者でもあった兄は、 彼を救うために ある処置を施しました かねてより開発していた 機械の義手、ガントレットを… 彼に与えたのです …新兵の名は、ロッシュ 兄は彼のことを、 とりわけ気に入っていました |
ストック | …いち軍人であるあいつが 魔動の結晶である義手を 身に付けていたのはそういうことか |
ソニア | ロッシュは復活しました… けれど… 魔動機械を身に宿した彼は、 一生、軍に縛られることに なりました |
ストック | 魔動技術は軍の極秘技術、 そしてその技術で作られた義手は 軍の備品だからな、当然だろう ガントレットを持つことで、 ロッシュ自身が軍の…いや、 アリステルの備品となったか |
ソニア | 彼は根っからの軍人です だから…当人はしばられているとは 感じていないでしょう むしろ誇りを持って、 ガントレットの力を使っています 形見であるガントレットで 戦果をあげることが兄への恩返し、 ロッシュはそう思っています |
ストック | あいつの左腕は、 軍人としての魂そのもの だった… その魂がくだかれ、 大切な部下も 守ることができなかった …そういうことだったのか、 ロッシュ… …あのガントレットが 形見ということは… お前の兄は、やはり戦場で? |
ソニア | はい…2年前に 何よりも部下を思いやった、 立派な最期だったそうです |
ストック | …そうか |
ソニア | …あの時、ロッシュが わたしを支えてくれました… だから…今度はわたしが、 彼を支えてあげる番なんです… それなのに 今のわたしには何もできない! ただそばにいることくらいしか…! いくら声をかけても、 わたしの言葉は ロッシュにとどかない… それに、身勝手と言われても… わたしは… もうロッシュには戦ってほしくない もう、 みんなが傷つくのを見るのは イヤなんです! |
ストック | ………… ソニア、お前… |
ソニア | …! すいません わたしは医者なのだから、 もっと冷静に考えないと… でも、戦ってほしくないというのは 本心です ストック… それはあなたにも、です |
ストック | ………… どの道、あいつがその気に なっても、今のままでは戦場には 立てないだろう あいつのガントレット… お前に 直すことはできないのか? |
ストック | 残念ですが ここの設備だけでは… わたしの上司のフェンネル技師は 魔動学の権威です ロッシュのためと思って、 ガントレットを扱えるだけの 技術は学んでおきました しかし…ここにはガントレットを 直すのに、どうしても 必要なコアパーツがないのです |
ストック | コアパーツ? それは、ここでは 作れないモノなのか? |
ソニア | ええ…コアパーツは ガントレットの動きを制御する 重要な部品です アリステルで手術をしている時に わかったのですが…よほど 激しい戦いだったのでしょう ロッシュのガントレットに 本来ついているはずのパーツが くだけて、なくなっていました 新しく作るとなると アリステル城にあるような 施設でないと… せめて使っていない ガントレットがあれば、取り出して 使うこともできるでしょうが |
ストック | ………… |
ガントレット−A | |
◆ 発生タイミング | ソニアに話しかける。 |
◆ 消失条件 | 壊れたガントレットを入手する。 |
ソニア | ロッシュ… |
ストック | …あまり思い詰めるな 俺たちがしてやれることは 限られている |
ソニア | それは…分かっています 最後にはロッシュ自身の 問題なのだと… |
ストック | …前に言っていたパーツがあれば 直せるものなのか? |
ソニア | はい…ロッシュのガントレットの コアパーツは、くだけ散って しまったようなので… 新しいパーツを用意せば、 ガントレットは直るはずです でも、それは… 本当にロッシュのためになるの でしょうか、ストック? |
(二回目) | |
ソニア | コアパーツがあれば ガントレットは直るかもしれない… でも、それは… 本当にロッシュのためになるの でしょうか…? |
ガントレット−B | |
◆ 発生タイミング | 壊れたガントレットを所持してソニアに話しかける。 |
◆ 消失条件 | コアパーツを入手する。 |
ソニア | それは…ロッシュの ガントレットじゃないですか! こんなものを、一体どこで…!? |
ストック | そんなことよりも 確認してくれ このガントレットに 例の 必要なパーツは残っていないか? |
ソニア | 見せてもらえますか? ………… …大丈夫、 コアパーツは無事です でも、手持ちの道具で 取り出そうとすると、パーツを 壊してしまうかもしれません |
ストック | ! どうすれば 安全に取り出せる? |
ソニア | アリステルなら きちんとした設備があるから よかったのですが… でも…今あんな所に入るなんて、 どう考えても無理です… ………… でも、これでよかったのかも ガントレットが直ったら、 ロッシュはまた、戦場に 出ていこうとするかもしれないから |
ストック | そうか…邪魔したな アリステルに行けば、 道具があるかもしれないんだな? ありがとう、ソニア |
(二回目) | |
ソニア | アリステルの研究室に入れれば、 そのガントレットからコアパーツを 取り出せるかもしれません |
ガントレット−C | |
◆ 発生タイミング | コアパーツを所持してソニアに話しかける。 |
◆ 消失条件 | イベントを発生させる |
ソニア | それは、ガントレットの コアパーツ…!? |
ストック | コアパーツを実相するための 道具もあるぞ 魔動のことは俺にはわからないが、 これでいいのか? |
ソニア | え、ええ… でも、どうやってこれを… ! もしかして…これ、前に わたしが、研究室で取り外した コアパーツですか? この道具も見覚えがあります! |
ストック | まあな…元々は全部お前の物だ 返しておくぞ |
ソニア | ………… このコアパーツでガントレットを 直せというのですか? ストック、わたしは…! |
ストック | お前の言いたいことは 分かっているつもりだ ………… 聞いてくれ、ソニア …俺も迷っている もしかしたら、お前が言うように ロッシュはもう、戦場には 立たない方がいいかもしれない だが俺は、その考えを全面的に 信じることもできない 戦士だったあいつが… 多くの部下にしたわれたあいつが まだ生きているんじゃないか… 俺にはそう思えてならない だからソニア…もしあいつが 戦うと決めたなら… その時は力を貸してくれ …それまで、そのコアパーツは おまえにあずける |
(ナックルコアを手放した) |
ロッシュの苦悩 | |
◆ 発生タイミング | セレスティアとの同盟イベント中、自動発生。 |
◆ 消失条件 | ソニアにコアパーツを渡す。 |
ロッシュ | また来たのか… |
ストック | 状況が変わった …近い内、アリステルが ここに攻め込んでくる 俺たちは 奴らを迎え撃つつもりだ |
ロッシュ | ! 何だと…? よせ! 魔物と戦うのとではわけが違う 奴らは集団戦闘のプロだ 皆殺しにされるぞ! |
ストック | ラウル中将が陣頭指揮をとると 言い出した …止めたけどな お前もわかっているだろう 中将が得意なのは戦略の組み立てだ …戦場に立つべきじゃない 今必要なのは 実戦経験のある指揮官だ |
ロッシュ | …オレにやれって言うのか? |
ストック | ソニアはお前に、 戦ってほしくないと言っている 彼女は戦場で兄を失った …お前もそうなることを 恐れているのだろう お前が、キールたちにたくされた 希望が重荷で もう戦いたくないと言うなら… …それは仕方のないことだ だが、本当にそうなのか? お前は…すべてを 投げ出すつもりなのか!? |
ロッシュ | オレが投げ出したんじゃない …オレが投げ出されたんだ もう、守るべき部下はいない ガントレットも失われた 終わったんだよ… 全部、な |
ストック | (ダメなのか…ロッシュ? クッ…こうなったら…!) |
(双子登場) | |
ティオ | ここで彼を強く説得するのは 勧められないよ、ストック… |
リプティ | 根気よく話せば 彼の心も動くかもしれません …ですが、彼をこのまま 戦場に連れていっていいのですか? 満足に戦えないのに? |
ティオ | 彼に指揮官として立ってほしいなら 戦う手段を用意するべきだ キミも、彼に死んでほしくは ないだろう? |
リプティ | 黒の力の企みで破壊された ガントレットの復活 …それがあなたのやるべきことです |
ストック | そうか…そうだな… あいつ自身にとって 何よりも重い意味を持つ、 あのガントレットを… |
ティオ | ガントレットを 直すには、あるパーツが必要だ ボクが思うに、鍵は彼女だ 獅子を常に気遣う あの女性… |
ストック | ソニアか… 確かにあいつなら… |
リプティ | 彼が必要としているパーツは とても貴重な物です 手に入れるには、 いくつかの時間を渡る 必要があるでしょう |
ストック | 今までよりも難しい問題… ということか |
ティオ | キミならやれるはずだ がんばって… |
(フィールドに戻った後、各キャラに話しかける) | |
ロッシュ | ………… 一人にしてくれ |
エルム | どうしてベロニカ様は お前らを里に置いておくのだ… 人間あると所には いつも厄介事がある… さっさと追い出してしまうのが 里のためだというのに… |
エルム(二回目) | どうしてベロニカ様は お前らを里に置いておくのだ… |
ベロニカ | おお、ストック殿 この里は気に入ってもらえたかの? 辛く当たる者も 少なくはないだろうが… どうか許してやってくれ 皆、本当ならば 心優しい者ばかりなのだ |
ベロニカ(二回目) | 心優しいがゆえに、 自らを傷つけるものに対しては 辛く当たってしまうのじゃ… わしとしても、 人間とはできる限りの 有効を持っていきたいのだが… |
(里を出ようとする) | |
ストック | (ロッシュのことを ソニアに聞いてみるか) |