ナレーション | アルマ鉱山に侵入した グランオルグ兵を 待ち伏せするロッシュ隊 ロッシュ隊の作戦は成功する 入り口に到達したグランオルグ兵は ロッシュ隊により壊滅する 問題は時間だった 戦いに勝ちはしたものの その勝利には 時間がかかりすぎていたのだ グランオルグは アルマ鉱山だけでなく 砂の砦も攻めてきていた 砂の砦を落とした グランオルグは そこからアリステル領に攻め込んだ グランオルグは アリステル首都を攻略 ロッシュたちは、首都を取り戻す 絶望的な戦いに 身を投じることとなる… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | 敵を待ち伏せるという アイディアはよかったけど …今回は間が悪かった グランオルグは二方面から 攻め込んできたからね |
リプティ | 陥落した首都を取り戻すことは 可能かもしれない… でもその間に 世界は砂へと 変わってしまいます |
ティオ | それを避けるには 時を戻り やりなおすしか道はない ストック… ヒストリアを使うんだ |
ナレーション | グランオルグの作戦… それはアルマ鉱山を強襲し アリステルを 横腹から食い破ることだった ストックたちは そこで、グランオルグの兵団と 衝突してしまう ストックらの行動により グランオルグは撃退したが それは小さな勝利でしかなかた その後、プロテア女王を中心に グランオルグは強固な 組織の再編を行い、戦力を強化 強力な騎士団を前に アリステルは敗戦 滅亡を余儀なくされる |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | グランオルグはアルマ鉱山では 敗北したものの その後、プロテア女王が 国の中心をおさえ より強い軍事組織を作ったみたいだ |
リプティ | どうしてプロテア女王に そんなことができたのか… あなたが、グランオルグで 何ができるのか… それは、あなたが選ぶ 行動の影に隠されています |
ナレーション | ストックたちは グランオルグの検問を 突破した しかし取り逃がした一人の兵士により ストックたちのことは グランオルグに知れ渡ることになる グランオルグへの入国に 予想以上の時間がかかってしまう ストックたち やっとの思いでグランオルグに 入った時には 既に連絡員は街を脱出した後だった アリステルとグランオルグの戦争は より激しさを増していく… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | キミたちが出会った獣人… 彼らはキミのこれからと 強い縁があったようだ 特にあの女の子はね |
リプティ | 彼らとの縁を切らないためにも あの場では力での解決を 避けるべきでしょう |
ティオ | 何かしらの芸があれば きっと兵士たちも キミを通してくれるよ |
ナレーション | 警戒を突破するために ストックが選んだ手段… それは自らをオトリとし レイニーとマルコを 行かせる方法だった ストックはオトリ役を 見事にやりとげ 深手を負いながらも城を脱出した しかし数日後、知ることになる レイニーとマルコが グランオルグの兵によって 捕らえられたことを 王女を暗殺した大罪人という ことだが おかしな点があった 王女が殺されたという日と ストックが侵入した日が 食い違っていたのだ これが意味するものは いったい何なのか? そして、王女を殺されたことで グランオルグの民は激怒 戦争はいっそう 激しさを増していく… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | まさかあれだけ 危険な警備を突破するとはね |
リプティ | だけど…あなたの仲間たちは その任務の間に、何か 大きな事件に飲み込まれたようです 王女を暗殺したのは… 本当にあなたの仲間だったの でしょうか? |
ティオ | 彼らと別れたらダメだ、ストック キミがいれば 仲間を正しい道に導くことが できるかもしれない |
フラグ成立前 | |
ナレーション |
それは一瞬の出来事だった ロッシュはマルコとエルーカの 命を奪い 自分もまた エルーカに深手を負わされ この世を去った アリステルを追われる身となった ストックに 帰る場所はない レイニーとアトを連れ 逃亡を続けるストック だがエルーカなき今 世界を救う方法は 完全に失われてしまった |
フラグ成立後 | |
ナレーション | それは一瞬の出来事だった ロッシュを敵だと思った マルコとエルーカは 彼に攻撃したのだ ロッシュは身を守るため 防戦したが、 その結果、共倒れとなってしまう ロッシュの死により 状況がつかめないストックは レイニーとアトを連れ逃亡を続ける だがエルーカなき今 世界を救う方法は 完全に失われてしまった |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | 運が悪かったとしか 言いようがない… でも、幾つもの偶然が 積み重なって 歴史が作られるのも事実だ |
リプティ | ロッシュが凶行に走る前に あなたと会っていれば 彼を止められる 可能性もゼロではありません |
ティオ | しっかりね、ストック |
ナレーション | アトは生命の力を爆発させ 気の力を破った 術を破られた剣闘士はひるみ スキをついたストックが勝利した しかし、 生命の力を使いきったアトは この世から姿を消してしまった… その後もストックは勝ち続け 大陸最強の名を得るに至った アトからもらった勝利 だからこそストックは負けられない ストックの戦いは これからも終わらないだろう… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | キミもびっくりしただろう まさかアトが あんなことをするなんてね |
リプティ | しかし、気の力を破るのに 彼女が命をかける必要は 本当にあったのでしょうか? もし別の方法があれば、 彼女は命を落とさずに すんだのかもしれません |
ティオ | キミならその方法をみつけられる しっかりね、ストック |
リプティ | ストック、 どうか気をつけて… |
ナレーション | ガーランドの信頼に応えるべく シグナスに残ったストック… 再度ヘルスパイダーの襲撃に会うも エルーカ女王とシグナスの民を 守るという約束を果たした しかしディアスの狙いは 最初からガーランドの首であった 巨大弓、バリスタの前に 壊滅するシグナス軍 ガーランドはディアスの計略に みごと、はまってしまったのだ 決死の覚悟で、 たつまきが発生するまで耐えた シグナス軍は ディアスの部隊に壊滅的な打撃を与え 退かせることに成功したが バリスタにより深い傷を負った ガーランドは戦いのさなかで 命を落としてしまうのだった… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | キミの考えが間違っていたとは ボクは思わない あの場だったら ボクも同じように答えたかも しれないからね |
リプティ | 結果、ガーランドは 戦場に散りました しかし、彼はシグナスにとって 無くてはならない人物なのです |
ティオ | 別の道を探すしかない キミならその方法を みつけられるよ |
リプティ | ストック、 あきらめないでください |
ナレーション | プルート族の到着を待たず グランオルグの準備が整う前に 適地に向かったストック その作戦が成功したのか ストックたちは城内に侵入を果たす だがそれはディアスのワナであった 街の内外に兵の姿がなかったのは 城の中で待ち伏せしていたからだった 背後で閉じられる城門… 休む間もなく次々と襲い来る 幾多の兵… 城の中に閉じこめられた ストックたちは まさに袋のネズミだった… |
反省会 | |
リプティ | 危ないところでしたね ストック |
ティオ | いくらキミが強くても あの数を相手にするのは ムリがあったようだね ヒストリアに逃げ込めば 誰も追ってこられないからね |
リプティ | あなたが生きて ここに戻れてよかったです 今回の失敗は せっかくの連携作戦が まったく機能しなかったこと… その一言につきます |
ティオ | 状況にもよるけど、 もっと彼らを信用して いいんじゃないかな |
リプティ | がんばって、ストック |
ナレーション | 危機に陥ったビオラ准将を救うため ロッシュ隊は その一部を戦場に送り込んだ ストック率いる分隊は 見事に立ち回り ディアス将軍を急襲 あわてたディアス将軍は 敗走することになった しかしそれは ディアス将軍がしかけた罠だった グランオルグもまた 別働隊で砂の砦を狙っていたのだ 少ない手勢で戦うロッシュだったが その圧倒的な物量に なす術がなかった アリステル軍はグランオルグ領内に 完全に取り残されるのだった |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | グランオルグとアリステル… 力だけを比べたらどちらが 強いかは難しいけど… この時に限れば、グランオルグに いい風が吹いている |
リプティ | グランオルグにはどうも アリステルの情報がつつ抜けのようですね こうなっては あなたが がんばるしかありません |
ティオ | 声だけで悪いけど ボクはキミを応援しているからね |
ナレーション | 様々な思いが混じりゆく中 ストックたちは戦場を駆ける ビオラと合流した ストックは 部隊の中心となり奮戦 その結果、アリステル軍は グラン平原を押さえることに 成功した この戦いにおける ビオラ准将の功績は大きく その発言力はヒューゴ大将にも 匹敵するほどとなる だがこの戦いで ストックたちが失ったものも 大きかった ロッシュは帰らぬ人となった ロッシュの抜けた穴を埋めるため ストックは指揮官としての 役割を求められるようになる ストックはその後 獅子将軍と呼ばれるようになるが 相棒を失ったストックに 世界の砂漠化を止めることは かなわなかった… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | キミの判断は 軍人としては正しい しかし運命のイタズラか… 世界の崩壊を止めるという 目的にはそわなかった |
リプティ | 指揮官としての立場が あなたから自由を奪い… そして戦いの中で 世界を救う鍵となる人たちが 命を落としていきました |
ティオ | まだキミは…そして世界は ロッシュを必要としている ストック… キミが彼を守るんだ |
ナレーション | ラウルに指揮されたセレスティアは 彼の策略もあり連勝を重ねる 波に乗るセレスティアだが そこに小さなスキが生まれた 前線に身をおき指揮するラウルが 暗殺者により命を絶たれたのだ ラウルを失ったセレスティアは 前線に取り残され、あえなく壊滅… それを機に ストックたちは敗北の道を 歩むことになった… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | キミの判断は 軍人としては正しい しかし運命のイタズラか… 世界の崩壊を止めるという 目的にはそわなかった |
リプティ | ラウルは前線で指揮する タイプの将軍ではなかった… 彼は安全な後方で策を練る方が 良かったようですね |
ティオ | 現場指揮官の適任者がいたはずだ 心をとざした獅子がね… ストック… キミが親友の心を開くんだ |
ナレーション | ラウル中将が目をつけたのは グランオルグを売ったセルバンと ディアスだった アリステルの弱点をついた グランオルグの独立を立案すると セルバンとディアスにもちかけた この作戦によりグランオルグは 独立を果たし、アリステル軍は 大きく力を落とした これによりセレスティアの危機は 去ったかに見えたが 事態は思わぬ方向に発展する 勢いを取り戻したグランオルグが セレスティアへ服従をせまったのだ 結果としてセレスティアの危機は 相手をアリステルから グランオルグに変えただけになった いずれアリステルが その態勢を立て直すだろう 戦争は いまだ終わる気配を見せない… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | 敵の敵は味方… 確かにその考えは悪くなかった だけど相手がよくなかったね |
リプティ | セルバンとディアスは主君であった プロテアでさえ裏切るような男たち 味方にするのであれば 信頼できる相手でなければ |
ティオ | もしキミがフォルガの民の 信頼を勝ち得たら… この戦いの結末は 大きく変わっていたかもしれない |
リプティ | ストック… がんばって |
ナレーション | アリステル側の申し出に 休戦を受け入れたストックたち 一行がグランオルグ近くまで さしかかったとき、ヒューゴは 神の裁きを実行したのだ 裁きに直面したラウルたちは なすすべもなく砂と化した… 戦争のなくなったこの大陸に とうとい犠牲があったことを 人々は知らずに生きていくのだ |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | あの決断によって、ロッシュ ラウル中将、そしてエルーカ王女が 砂になってしまった… |
リプティ | ヒューゴは信用出来る相手では なかったようですね… |
ティオ | やはり、神の裁きに対抗するには エーテリオンが必要のようだね 大丈夫だ キミならやれるさ |
リプティ | ストック… がんばって |
ナレーション | ヒューゴの誘いに乗り、 ノアの力を受けとったストック だが大きくもまがまがしい力は ストックの心を壊していった うすれ行く意識の中でストックは 仲間がヒューゴに殺されるのを ただ見るしかできなかった… 魔人となったヒューゴ 彼を止められる者は もはや誰もいなかった… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | あと少しでキミの心は完全に 力に飲まれてしまうところだったよ キミを救ってくれたアトに 感謝するんだね もっとも、アトはキミを救うために 自分の命と引きかえに してしまったけどね… |
リプティ | 魔人となったヒューゴを倒せる人は いなくなってしまいました 世界は魔人に壊されるでしょう |
ティオ | あと少し… あと少しのところに来ていたんだ ストック、 正しい道を選んで世界を救って! |
リプティ | あなたなら、できます ストック… 負けないで |
ナレーション | それまで地下活動を続けていた エルーカ王女… 彼女はある時期を境に 突然、歴史の表舞台に立つ 母、プロテアに立ち向かう 反逆者として 戦場で先頭に立つ彼女を 人は 希望のまなざしで見つめた その結果、彼女は戦場で 討たれることになるが 彼女の理想は、仲間たちに 受け継がれ 戦いは激しさを増してく… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | キミの一言が エルーカの心に火をつけて しまったようだね 彼女の心は、 強いのか、弱いのか… 特殊なバランスの持ち主のようだ |
リプティ | エルーカは レジスタンスの仲間が傷つくのを ずっと耐えてきました 彼女にとって 「無理をしない」こととは 戦場に立つことだったのです ひにくなことですね… |
ティオ | 彼女は砂漠化を止める上で 重要な役割を負っている いつかキミは 彼女の手助けを必要とすることに なるだろう |
ナレーション | この一連の出来事は、 ロッシュとストックの関係を 小さく狂わせた ロッシュはソニアに 会わなくなり 戦いにのめりこんで行く そのすばらしい戦果に 出世も早かったが より危険な戦場をロッシュは歩む そしてグランオルグとの 命運を決する侵攻作戦 ロッシュは首都への突破口を開く 大戦果をあげるが 命に関わる深手を負う 人々から英雄と呼ばれるロッシュ しかし、その側に 友と呼べる者の姿はなかった… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ストック | …ロッシュとの関係が 完全に切れるとはな… それだけあいつの中で ソニアが 大切だったってことか |
リプティ | そうですね… |
ティオ | うーん、ストック… ボクに今回の展開は、根本的な 理由がよくわからないんだ 説明してくれないか? |
ストック | わからない内は 無理に知らなくていい |
ティオ | ! …キミも言うようになった じゃないか |
ナレーション | 育成方法を知った学者は 品種改良したコルナッツで 大地からマナを取り出すことに成功 ネックだった魔動兵のコスト問題は 一気に解消した これによりアリステル軍は グランオルグ相手に圧勝し 大陸の国々をその支配下においた 戦争は早期に終結し、 人々は平和な時代の到来を 心から喜んだ しかしマナを失った大地は 砂漠化が早まり、大陸のほとんどは あっという間に砂に飲まれた 残された部分が 砂に飲まれるのは もはや時間の問題であろう… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたか、 ストック… わたしは残念でなりません |
ティオ | ボクたちの使命は 砂漠化を止めることだったはず それなのに、砂漠化を進めてしまうなんて… |
リプティ | こういうこともあるのでしょう… 気を取りなおして、 がんばってください 今度は世界を救えるように… |
ナレーション | ストックがセディックと会ったのは あの日が最後となった ヒューゴの話を聞くと言っていた セディックが あの後どうなったのか… 今やそれを知る術はない 何にしろ、その日より1年も経たず ノアとビオラは 歴史の表舞台から姿を消す アリステルの新たな主役は ヒューゴという名優だった ノアの言葉はとどかず ビオラの姿も見えず… アリステルは暗き闇の中へと 歩みを進める… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | アリステルが あのようになるのは ボクとしても残念だ |
リプティ | あの将軍に 世界の破滅を止めることは 期待できません しかしあそこまで 権力が大きくなってしまっては… |
ティオ | 白示録を使うんだ 大丈夫 キミにならアリステルを 正しく導けるさ |
ナレーション |
あの日以来、リーズと門番が 会うことはなく 警備隊長は深淵の森で死んだ 彼の死体を見つけた捜索隊は 近くに住むプルート族のしわざと 決めつけ、戦争に発展した 人間と獣人のミゾは けっして埋まることがないまま 時間だけが過ぎていく そしていつの日にか また人間と獣人の戦争が くり返されるのだろう… |
反省会 | |
リプティ | 戻りましたね、 ストック |
ティオ | まさか彼ら二人の関係が 人間と獣人の未来に 関係していたとはね… 運命とはわからないものだ |
リプティ | 関わらなければ気づかなかったこと でもあなたは関わってしまった 彼らのことは よろしくお願いします |
ナレーション | 彼女の先代がそうだったように アトもまた シャーマンとしての道をふみ外した アトはシャーマンの力を ストック個人に使うことを 決意したのだ アトによって作られた 平和な日々… だが世界の砂漠化は 確実に進んでいく… |
反省会 | |
ティオ | ………… |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | 今回ばかりは ボクもヒヤッとしたよ キミが残ることを決めたら… ボクらはどうすることも できないからね |
ストック | アトのことを悪く言うな …あの子なりに 良かれと思ってやったことだ だが、わからないこともある …アトの言う 「怖い人」ってのは何なんだ? 黒示録の使い手のことか? |
リプティ | どうでしょうね… でもいずれ あなたにもそれを知る日が くるかもしれません |
ナレーション | ストックが要人を暗殺したことで アリステルはすぐに敗北した だが戦争は終わらなかった 大陸の全てを その手にするまで グランオルグの戦争は続く そしてやっと戦争の終わりが見えた時… 大陸は砂に飲まれる直前まで きていたのである… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね、 ストック… |
ティオ | まさかグランオルグに寝返って 世界を救う道を探すなんてね 成功はしなかったけど、 キミの努力は認めるよ |
リプティ | しかし他国を力で手に入れる グランオルグの体質を変えねば 戦争を終えることもむずかしい… 今のままのグランオルグでは 世界を救う可能性はなさそうです |
ティオ | これも貴重な経験だ この体験を元に 別の道を探して欲しい |
リプティ | がんばって下さいね |
ナレーション | シグナスのスパイは ストックの行動により解決した 心配された新手のスパイが 送り込まれた様子もなく シグナスの危機は去ったようだ だがマルコとの間に生じたヒビは 次第に大きくなっていった そしてマルコは ストックへの黒い感情を ついに爆発させた 仲間は死に絶え 自らも深手を負ったストックは ただ逃げるしかなかった… たった一つの決断が たった一人の感情が 世界を崩壊へと歩ませていく… |
反省会 | |
リプティ | 戻りましたか、ストック 危ないところでしたね |
ティオ | キミの決断は シグナスのことを考えるならば 当然だったと思う でも心では割り切れない人が いたってことだね |
リプティ | あの時の決断が失敗だったのなら その決断を正せば 歴史は変わるでしょう ストック、 がんばってください |
ナレーション | 心を捨てたガフカ だがそれは、彼の人としての 幸せを奪うだけではなかった ガフカは敵の顔を見なかった 必要な情報は 敵であるか、ないか グランオルグ、アリステルを 滅ぼしたガフカが 次に目指したのは南方 砂漠の地シグナスで 人間とガフカの 最後の戦いが始まろうとしていた… |
反省会 | |
リプティ | 戻ってきましたね ストック |
ティオ | ボクの知る限りでは ガフカは歴史上二人目の 獣神のようだ …先代も壮絶な最期を 迎えたみたいだ |
ストック | あの力の出所はともかく… 何だってあんな力が 必要だったんだ? |
リプティ | ………… |
ティオ | きっと「人」を越えた力と 戦っていた時代が この大陸にもあったってことだね |
ストック | 「人」を越えた力? |
ティオ | うん…ボクらのようにね |
ナレーション | こうして ストックとレイニーは結ばれた みんなに全てを打ち明け スカラで暮らすことにした ストックとレイニー ロッシュたちは意外にも 二人を祝ってくれた そしてストックたちが 戦いを捨ててから 1年の月日が流れた レイニーもストックを手伝うが、 世界を砂漠化から救う方法は まだ見つかっていない 戦争は終わる気配を見せず 世界の砂漠化だけが 確実に進行していた いつおとずれるのかはわからないが リプティとティオが語る 滅びの未来は必ず来る 最愛の人の手をにぎり、 ストックは世界の終わりを すぐそばに感じていた… |
反省会 | |
リプティ | やはり戻ってきいましたね ストック |
ティオ | まさかキミが目の前の問題を 投げ出すとは思わなかったよ でも、こうして帰ってきてくれて 本当によかった |
リプティ | さあ
世界を救う旅を続けましょう がんばって ストック |